家庭の洗いとクリーニング店の洗いは、まったく違います!
家庭の洗いとクリーニング店の洗いは、まったく違います!
最近では、色んな洗剤が販売されており、それらを使用すれば「クリーニング店のような洗い」ができるように思われている方がみえますが、果たしてクリーニング店の洗いが家庭で可能でしょうか?
答えは×です! まず、基本的に違うのが「洗濯機のドラム(洗濯物を入れる筒)の大きさ」です。
家庭用洗濯機に比べて、クリーニング店の洗濯機は、かなり大きな物です。
大きいからこそできる「ドラムの中のカラクリ」が、汚れ落ちを一層際立たせるのです。
クリーニング店で洗ったものは、部屋干しをしても臭いませんが、家庭で洗ったものが臭うのは、汚れが落とし切れていないのが原因です。
また、ドラムの大きさが違うことで「浴比(1キロの洗い物を洗うときの水量)」がまったく違います。
浴比が低いと、汚れ落ちが悪くなったり、洗剤で落ちた汚れが、別のものに移ってしまう(逆汚染)を起こしてしまいます。
お気に入りや大切な洋服は、クリーニング店でのお洗濯を、お勧めいたします。
次回は「クリーニング店の洗濯機の『きめ細かな洗い』」について、掲載させて頂きます。